iPhone7にしたらイヤホン買わなきゃ
iPhone6の2年分の分割払いがようやく終わったのでiPhone7に機種変更をしました。容量は16GBから128GBに増え、充電も余裕で一日もつ。動作もキビキビだし、カメラもきれい。やっぱりiPhoneっていいですねぇ、と折に触れては感じ入る今日この頃なんですが、問題が一つあるんですよね。そうイヤホンジャックがなくなったことです。
今回はイヤホンジャックが無くなったので、ワイヤレスのイヤホンを探しましたっていう話なんだけど、結論を言うととても満足度の高いイヤホンを購入できたので、イヤホンジャックが無くなってむしろ良かった、と思っています。
購入条件
さてiPhone7では、付属のイヤホンに付属のコネクタを接続することで一応有線で音楽を聴くことはできる。でもそうすると充電ケーブルが挿せなくなっちゃうんですよね。これを回避するためにイヤホンと充電ケーブルを両方させる、二股のコネクタなんかも売られてるようですが、ケーブルがごちゃるのはスマートじゃない。イヤホンジャックが廃止された、というiPhoneの進化に対してそれじゃあ本末転倒だ。
なのでワイヤレスのイヤホンを探しましょう。さて僕がイヤホンを選ぶうえでの条件は下記の3つである。
条件①安い
今回に関してはいつも以上に失敗を恐れた。だってそもそもiPhoneで音楽そんなに聴かないし。あと音質にもこだわりないし。まぁ出せるとしたらせいぜい5000円かな。
条件②取り回しが利く
Bluetoothであるのは勿論、変にケーブルが長かったり操作が難しかったりするのはNGだ。スマートじゃないぞ。ケーブルが短く、小さくコンパクト、カバンやポケットに入れても絡まらないものがいい。そうじゃなきゃやってらんない。
条件③遮音性がある
本当はノイズキャンセリングがベストですよ。でもそうすると以前の記事で挙げたSONYのMDR-EX31BNしか選択肢が無くなる。なので一つハードルを下げてカナル型のそこそこ遮音性が担保できるものを良しとしよう。
購入したのはTaoTronicsのTT-BH07
はい、以上の条件から購入に至ったのはTaoTronicsのTT-BH07というイヤホンです。amazonとか価格コムとかメーカーサイトを読みまくって比較検討の鬼となりました。
TaoTronics/TT-BH07の実機レビュー
大きいところから小さいところまで、TT-BH07の気に入っている点を挙げていこう。10個もあるぞ。ちなみに使用用途は通勤で、地下鉄片道15分ほど。
①安い
2017年4月現在2999円と3000円を切る安さ。この値段ならたとえ失敗しても2~3日落ち込むくらいで済みます。当初の予算が5000円なので浮いた2000円でガンプラを買います。
②かさばらない
ケーブル部分の全長60cmくらいで無駄が一切ない。イヤホン部分は少し出っ張るけど特に邪魔になりません。ポケットやカバンに雑に放り込んでも全然絡まらない。ケーブル自体もきしめんみたいに平べったく、絡まりにくい素材になってます。
③操作が楽
基本的に使うのは下記操作だけ。
左右のボタン:音量調整。長押しで曲送り、曲戻し
中心のボタン:再生のオン/オフ。長押しで起動&Bluetooth接続
耳に掛ける→中心ボタンを長押し→iPhone7で曲を選んで再生。の3ステップで聴けるので非常に簡単。ボタン押してからの反応に0.3秒くらいのラグがあるけど、ぜんぜん許容範囲。そもそもiPhoneを取り出さなくても、曲送りや音量調整が耳元で操作できるのがめっちゃ便利。でもね、欲を言うと早送りと早戻しもできるとよかったよ。
④遮音性が結構ある
使うのが通勤の地下鉄内なので割と心配だったのが遮音性。だけど杞憂でした。TT-BH07はカナル型だしイヤーチップがたくさんあるので、自分の耳に合うものをカスタマイズしたら遮音性もばっちり発揮してくれます。でもノイズキャンセリングほどの遮音性に比べたらさすがに劣るよ。
⑤イヤーチップがたくさんある
全人類の耳を網羅できるんじゃねーのってくらい多くのイヤーチップとイヤーフックが付属されてる。付けたり外したりで耳にフィットするものを選ぶのは結構面倒だけど、これはがんばろう。
⑥マグネットが便利
左右のイヤホンをマグネットで止められるのが痒い所に手が届くような便利さ。ちょっとイヤホンを外したいとき重宝する。マグネットの強度もいい塩梅で、くっつけるときの「カチッ」というのが少しだけ気持ちいい。
⑦iPhone上に電池残量が表示される
僕は「まだ70%もある」よりも「もう70%しかない、充電しなきゃ」ってなるタイプの人間なので、iPhone上にTT-BH07の電池残量が確認できるのは非常にありがたい。特にアプリをインストールしたり設定する必要もなく、Bluetooth接続したら勝手に表示されるよ。
⑧音質わるくないよ
音質についてどうこう言うのは苦手なんだけど結構よいと思う。TT-BH07は値段が値段なのでスッカスカかと思ったけど、高音はほどよく抜けるし低音にもちゃんと厚みがあります。
⑨Bluetoothの安定性よし
TT-BH07はBluetooth4.1でaptxっていうのを採用しているらしい。なにそれよく分かんない。
分かんないけど、自分はiPhoneをポケットやカバンにいれた状態で接続してるんですが、音が切れたり接続が不安定になった事はありません。地下鉄に乗ってても人込みにいてもずーっとちゃんと聴けてます。なので体感的には接続の安定性もしっかりしてると思いますよ。iPhoneからめちゃくちゃ離れたらそりゃ途切れるだろうけど、そもそも離れないしね。
⑩充電も結構もつ
公式には1時間の充電で5~6時間もつらしい。で、自分は一日1時間くらいしか使わない。なので週に2回くらい気が向いたら充電するようにしてるけど、いまだに充電切れたことありません。そもそも充電も特に面倒ではないしね。自分の使用用途では充電は全然問題にはならないけど、一日中イヤホン付けてたいっていう人には足りないかも。でもね一日中24時間つけてられるBluetoothのイヤホンなんてきっと無いよ。
TaoTronics/TT-BH07の惜しいところ
あんまりないけど唯一気になるのはたまに間違ってSiriが発動しちゃうこと。どういうタイミングで発動するかはちゃんと調べてないけど、ボタンの操作をしくじるとSiriがカットインしてくる。あと発動したことないけどリダイヤルも出来るらしい。こういった音楽再生以外のiPhoneの操作は別に出来なくてよかったな。
感想まとめ
TT-BH07は安いしコンパクトだし、遮音性もあるし操作も楽だし音質も悪くない。圧倒的なコスパで自分の理想通りのイヤホンというのが率直なところ。これは買ってよかった。iPhone7に機種変更してイヤホン難民になってしまった方全員におススメしたい。っていうかね、無線で音楽が聴けるってのは想像通りめちゃくちゃ便利ですよ。
僕は今までWalkmanで音楽聴いてたんですけどね、このTT-BH07買ってからiPhoneに完全に移行しました。モノをあまり持ち歩きたくないっていうポリシーと、Walkmanのノイズキャンセリング機能を天秤にかけたところ前者が勝りました。10年以上の長きに渡るWalkman生活に引導を渡したのが、このTaoTronicsのTT-BH07です。まぁWalkmanを見限ったのは他にも幾つか理由があるんですけど、それはまたの機会にしたいと思います。