【レビュー】僕はFF15を楽しめる側の人間だった

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FF15、僕は手放しで賛辞を贈りたいくらい楽しめた。エンディングを見終わった後はしばらく余韻で呆けてしまったのち、ハッと我に返って心の中でスタンディングオベーションを送った。興奮冷めやらぬ状態のまま、FF15のどこが良かったかレビュー的な感想文を書いていきたい。あとネタバレはありません。

オープンワールドであること

前提として、僕はオープンワールドが大好きなんですよ。広大なフィールドを前にして「なんでも出来る、どこでも行ける」という圧倒的な自由に目眩がするほどのワクワク感を抱くタイプなんですよね。FF15もね、美麗なグラフィックも相まって、メインクエストをほったらかしてフィールドを散策したい欲に駆られるんですよ。で、好奇心の赴くまま散策してると案の定サブクエストが発生したり、あからさまに怪しい洞窟を発見したりするわけ。こういったオープンワールドの醍醐味である「冒険してる感」を没入感たっぷりに味わえた点が非常に良かった。

男キャラを見る目が変わってくる

ほら、発表当時はあまり好まれてなかったじゃないですか。というかバカにされてたじゃないですか。メインの4人の男キャラ。ホスト集団じゃねーかって。僕もそう思ってたんですよ。それが不思議なことにプレイしてみたらどんどんキャラに対して愛着が湧いてくるんですよ。キャンプで寝食をともにしたり、仄暗いダンジョンで軽口を叩きあっているうちにメンバーに絆を感じてしまいます。こいつらといつまでも旅していたい気持ちになってくる。見た目はホストなんすけど、マジで良い奴らなんすよこいつら…

先述したオープンワールドも相まってFF15の最大の魅力はこの【男友達と旅してる感覚】なんだと思います。で、FF15を楽しめるかどうかは、どれだけキャラに愛着を抱けるかってのが重要で、キャラへの愛着はプレイ時間と比例すると思うんですよ。なのでメインクエストだけをまっすぐプレイするよりも、サブクエストをこなしたり、釣りしたり、フィールドを無目的にドライブしたりと、クリアまでに遠回りするほどエンディングを迎えた時のカタルシスは大きいと思う。

ドラマチックな演出

正直ストーリー上の粗や矛盾点、バグは多々あると思うし、批評されるべきポイントの一つでもあると思う。ただ僕にとっては細かい粗は、ドラマチックな演出をもってすれば簡単に吹っ飛ぶものなんですよね。吹っ飛ぶというか、少なくとも僕の目はごまかされてしまう。FF15、ひいてはFFシリーズはこの点が非常に上手い。細かいことは棚上げして眼前で繰り広げられているバトルやイベントシーンに夢中になる感覚ね。盛り上がる場面ではまんまとテンションが上がるし、悲しい場面ではまんまと涙ぐんでしまう。ゲームは小説と違って「体験」なんだなぁと改めて思いました。

総評

わりと抽象的なことばかりを挙げてしまった気がする。本当は釣りが案外奥が深いことだったりとか、イリスちゃんが可愛いこととか、バトルシステムやアビリティ構成とか具体的に挙げたい事には枚挙に暇がないのだ。

一言でまとめるとFF15は水曜どうでしょう的ロードムービーであった。まだ未プレイの方は、気の置けない男友達と世界中をくまなく旅する感覚や、父から息子へと紡がれるルシス王家の壮大な顛末を存分に堪能して頂きたい。

あと思うのが、自分がFF15を楽しめる側の人間で良かったという点。あまりにビッグタイトルだけに批評・非難も集まりやすく、そのうちの幾つかは多分に説得力のあるものだった。ただ、だからといってFF15が面白かったという僕の評価は覆らないし、プレイできて確実に良かったと思うんですよね。だから目立ちやすい批評記事や、例えばAmazonのネガティブなレビューを読んで購入を見送ったりしなくて正解だったなと思うし、変に冷めたりしない自分の感受性もまだまだ死んでなかったんだなと実感しました。

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