
シールが徐々に剝がれてきた
表題の通りである。
しばらくモバイルノートPC界隈の情報チェックを怠っていた間に、かつてあれほどまで僕を熱狂させた最強コスパモバイルノートPCである「ASUS Vivobook E200HA」の新型が出ているではないか。今更ではあるがこのビッグウェーブに乗らない手はない。僕もこの新型E200HAについて思うところを綴っていこうと思う。
前モデルのレビューについてはコチラから
薄い!軽い!安い!ASUS Vivobook E200HA購入一ヵ月後レビュー
で、新型は何が変わったの?
新型はASUS VivoBook E200HA-8350というらしい。
やれビッグウェーブだのと大上段に構えてしまったが、どうやら従来型(僕が持っている型)からの変更点は、下記の3点のみのようだ。CPUとメモリとバッテリーのみ。それ以外は前モデルと同じ。所有欲を満たすクールなデザインも、取り回しの良い薄型軽量サイズもそのまま。価格帯も3万円台と非常に安い!
前モデル(E200HA) | 現モデル(E200HA-8350) | |
CPU | Atom x5-Z8300 | Atom x5-Z8350 |
メモリ容量 | 2GB | 4GB |
バッテリー時間 | 12時間 | 9.5時間 |
CPUについてはほぼ変化なしと言っていいだろうね。負荷が掛かった状態(バースト状態)でのCPU周波数が1.84GHzから1.92GHzに一応上がっているけど、まぁこれは体感できる違いは無いだろう。
で、一番の目玉がメモリが2GBから4GBへと倍になっている点だ。従来の2GBモデルを普段使っていて、メモリ不足を感じる局面は正直多々ある。ネットサーフィンしててもタブを5~6個開くと、確実に挙動がモタつくんだよな。なので都度タブを消したり、他のアプリケーションを閉じたりとメモリの限界をわきまえながら使ってるわけだけど、4GBになれば気を遣いながら操作する必要も無くなるだろうね。これは使用感めっちゃ向上するでしょう。いいなぁ。
あと最後にマイナスポイント。バッテリーの駆動時間は12時間から9時間とカタログ上だと結構減ってる。うーん、でも個人的にはあまり気にする事はないんじゃないかなって気がする。だってバッテリーギリギリまでノートPCを使い倒す機会ってそんなにあるかな。僕の基本的な使い方としては「充電コネクタを外してちょっと使う、終わったらすぐに繋ぐ」っていう感じなので、充電コネクタを繋いでいない時間ってそんなに長くないんだよな。
買い替えの必要はあるの?
前モデルを持ってる人からすれば買い替えは必要ないんじゃないかな。確かにメモリが倍増している事は非常に魅力を感じる。ただね、僕が一番改善してほしいのはストレージ容量なんだよね。普段使っていて、2GBの内部メモリよりも32GBというストレージの少なさをボトルネックに感じる機会の方が圧倒的に多いんだよな。
総評:とはいえ前モデルを買った僕個人としては悔しい
いやだってさ、購入時期を半年ずらせば同じ値段でメモリが2倍になってたわけだし今このモデルを買える人が羨ましい。これでストレージ容量も増えてたら確実に買い替えてるわ。そしたら破産だよ。じゃあ良かったじゃん。破産せずに済んだじゃん。
ともあれE200HAの最大の魅力である、
- 3万円台という超安価
- 薄型!軽量!(なんと980gしかない!)
っていうところはそのままで、さらにメモリ容量の倍増により、E200HAはコスパ重視のモバイルノートPCとして確固たる地位を確立したのではないでしょうか。
僕が思うにこの価格帯のモバイルノートPCの購入を考える人って、動画編集や3Dゲームのようなヘビーな使い方は決してしないと思うんだよね。せいぜいネットサーフィンや文書作成といったライトな用途を手軽に行うため、っていう目的じゃないかな。でね、そのライトな用途を多少気を遣いながらギリギリ快適に行えるのが前モデルだとすると、メモリが倍増した新モデルなら一切の気遣いを必要とせずそのライトな用途を快適に行えるっていう違いがあると思。なので、こういったライトな用途を想定している方へは自信をもってこの新モデルをおススメできる。